まさかこの時点でボクがドカを買うなんてホント夢にも思いませんでした。
2008年06月に撮影して貰った写真ですが、
ポールスマートに対して少しばかりの憧れはあったものの、
この頃にはメガバイクとしての空冷2気筒エンジンを
個人所有することになろうとは全く想像もしていませんでした。
キッカケは「1日24時間の扉。」というヤフーブログからでした。
バイクネタの記事を日々少しずつ読んでいるうちに
自分の感覚がバイクの世界へと少しずつですが、引きずり込まれて行くのです。
甲斐総店長が所有されている銀色のイタリアンロケットに強く興味が御座いました。
格好良いスタイルと1970年代風のビンテージ感が堪りませんでした。
観ているだけでも充分なのに、ある時このポールスマートに跨らせていただき、
ライトを点灯させて貰いました。次はエンジンの始動でした。
チュルチュルキュルル〜ンとセルが勢い良く廻りはじめ、
ボクの座っているシートの下でDS1000エンジンが突如として爆発し始めました。
ああああああああああああああああっ〜ああああああああっ〜!
これぞ本当の鼓動と振動と排気音と同時に聞こえてくる乾式クラッチのシャラシャラ音。
まさに究極のエクスタシ〜ではありませんか!
ポールスマータと呼ばれる由縁です。
横からは熱烈な性格の柳本社長が
思い切ってこの際だから吉田ちゃんも乗れば〜!
と励ましの熱い言葉をガンガンと投げかけてくれます。
「クゥ〜ッ!ポールスマートが欲しい〜!」
とボクの心の中では確実にスイッチが入り始めてしまったのを感じました。
柳本社長は熱く語り出したらもう止まりません。
ドカの深い世界を経験談を交えて丁寧親切にボクに教えてくれました。
ジーンズを販売している「ライトオン」ではなく、
この瞬間にボクの心の中に「スイッチON」でした。
Paul-Yoshida-1979
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