2008年9月16日火曜日

インパクトのある斬新なボディーカラーがボクは好きです。




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今晩は!最近妄想癖か少し思考回路が麻痺したポール吉田です。
念願のドカを手に入れてから頭の中はドカの事で一杯で御座います。

ご存知かと思われますが、ドゥカティのポールスマートはご覧の通り
銀メタと明緑の二色で構成されるツートンカラーの色調で構成されています。
骨格を形成するフレームやトラス構造のリブフレームがライトグリーンで仕上げられ
丸味を帯びた丸ヘッドライトレンズから繫がるロケットカウルから大型燃料タンク、
そしてテールカウルに至るまで燻銀カラーで統一されまとめらている渋い色遣い。
それでいて決して派手では無い上品なる対比コントラストの妙な不思議さ加減、
賛否両論で意見は分かれますが、誰が何と言っても、
さり気なく落ち着いたこの70年代クラシカルデザインに
ボクは無茶苦茶心の中まで惚れ惚れゾッコン状態なのです。

冗談かと思われますが、

毎朝かかさず朝目が覚めて起きたら、自分で湧かす1杯の珈琲を入れて、
鎮座するポールスマート1000LEをガラス越しにニヤケタ微笑で静かに見つめる。
あ~なんて洗練された妖艶で美しいフォルムなのだろう〜!!
見ていても自然にヨダレがこぼれます。
人が趣味の世界を超えてトコトン対象物が好きになると
気持ちが無機質な物質にやがて宿るのではないか?
と思えるほど強い強い不思議な引力を感じます。

決して思考回路の麻痺したボケ老人では御座いませんが、
「フロントからリアにかけて流れるこの流線型なるライン。
そして、程良いボディーサイズがこれまた最高だねぇ~。ええええええ〜。」
と、独り言にも似たボヤキ言葉を自然に発しているボクがいます。

昇りはじめた朝日が間接的に反射して射し込み、
燻銀シルバーラメ色のボディーカラーが
屈折したクリアーの隙間から色を発してくれたりもします。
また黄色味を帯びた朝の太陽光により「薄いシャンパンゴールド」
ハッとするような黄金色に輝いたりするときも御座います。
ちょっといつもとは違うイメージカラーもこうした瞬間に楽しめたりもします。

先日、不運にも大雨土砂降りの中をポールスマート1000LEで走らせたのですが、
またさらにボクはポール・スマート1000LEの魅力を感じてしまった出来事がありました。
それは、丸帯びた燻銀メタリックのフロントカールから流れ落ちる美しい水滴でした。
気持ち良いと思えるくらいにスゥ~ット路面に落下する瞬間が堪りません。
これはレイニーデイ「雨の日」しか見る事が出来ない、特別なる一場面だと思いました。
惚れてしまうと何でもない日常の景色までも素敵に見えるポール吉田でした。


Paul  Yoshida 1979 LE