2009年7月8日水曜日

特発性自然気胸のため入院する事になりました。











こんにちは〜ポール吉田です。

突然ですが今日からボクは特発性自然気胸手術のため緊急入院となりました。
聞き慣れない病名「特発性自然気胸」ですが症状としましては、
右側の肺に穴が空いて突然にパンクしたのと同じなんです。
ということで現在のボクの肺活量は低下して空気が半分しか吸えない状態なんです。
これにより漏れた空気がパンクした肺から内蔵に漏れ入り込んでしまいました。
前回も同じような病気を患いまして左側の肺を1度パンクさせてしまった事がありました。
手術で胸に管をバイパスさせて身体に溜まった空気を取り出す為の手術が必要となります。

ですが昨日は柳本社長の開催する念願の肌色の面会日でしたから、
肺のパンクくらいではこの会に欠席は出来ません。
医者には今からすぐ入院しなさいと薦められましたが、
明日にしてくださいとお願いして予定を少しだけズラしてもらいました。
歩くのも呼吸するのも本当に苦しいコンディションでしたが、
肌色の面会日 元町エピセまで向かいました。
病院へ入院して運悪く帰らぬ人となるのは嫌ですから、
皆さんにご挨拶をして、入院前の集合記念撮影をしました。
ということで〜2週間くらいの療養入院生活が始まります。
早く元気に復活してまた不定期ではございますがブログを更新したいと思います。
また応援してくださいね〜!



吉田 良二






特発性自然気胸の簡単なご説明です。


気胸とは肺や気管支、食道、胸壁などの損傷により
空気が肺以外の胸腔へ入り込んだ状態をいいます。
特に肺に穴があいて空気が胸腔に流入したものを肺気胸といいます。
胸腔への漏気が多いと肺を圧迫して呼吸を妨げることとなり、
時には呼吸困難からショック状態に陥ることもあります。
気胸発症に伴い損傷部から多く出血しますと血胸(血液が胸腔内に溜まる)が併発します。
更に血胸が感染症を起こすと膿胸(膿が胸腔内に溜まる)へと悪化することもあります。


多くは自然気胸
(原発性自然気胸 Primary spontaneous pneumothorax 
および特発性自然気胸 Secondary spontaneous pneumothorax)で、
肺胞の一部が嚢胞化したもの(ブラ Bulla)や胸膜直下に出来た嚢胞(ブレブ Bleb)が破れ、
吸気が胸腔に洩れる事でおこる。胸痛をきっかけに受診することが多い。
聞きなれない病名のため、喘息などと勘違いして放置されることもあるが、
それほど珍しい病気ではない。
年配の人の気胸の場合は肺気腫・結核・肺癌などの基礎疾患に伴う続発性気胸が多い。
女性の場合は子宮内膜症が横隔膜や肺に広がり月経とともに剥がれ落ちて起こる、
月経随伴性気胸の場合もある。交通事故などによる肋骨骨折が原因となるものや、
点滴静脈注射#中心静脈カテーテル穿刺、鍼による肩背部・胸部などへの直深刺などによる
外傷性気胸もある。静脈や動脈の損傷を伴う場合(血胸)は血気胸と呼ばれる。



自然気胸は、背が高く痩せ型の若い(10代〜20代)男性に起こりやすい傾向にあるが
(BMIが20前後の男性では、6%程度にブレブの発生が見られた[1])、背の低い人、
太った人、年配の人、女性が発病する事も稀ではない。
嚢胞が発生する原因や破れる原因ははっきりとは判っておらず、
それ故に自然気胸と呼ばれる。喫煙や運動、猫背などの姿勢、気圧変化
(夏よりも秋から冬にかけての発症が多い)などによって肺に強い負担がかかったため、
成長期の骨の急成長に肺の成長が間に合わずに肺が引き伸ばされてしまったため、
心的ストレスや睡眠不足等の生活習慣の悪化のためとも考えられているが、
いずれも確証は得られていない。
その他、マルファン症候群や肺リンパ脈管筋腫症、
ホモシスチン尿症などでも発症率の上昇が認められている。



多くは突然発症する。呼吸をしても大きく息が吸えない、
激しい運動をすると呼吸ができなくなるなどの呼吸困難、酸素飽和度の低下、頻脈、
動悸、咳などが見られる。発症初期には肩や鎖骨辺りに違和感、
胸痛や背中への鈍痛が見られることがあるが、肺の虚脱が完成すると胸痛はむしろ軽減する。
痛みは人によって様々で、全く感じない人もいれば、軽微の気胸で激痛を感じる人もいる。

自然気胸の場合、両方の肺が同時に発症することは稀だが、
片方の肺が発症するともう一方に負担がかかるので、可能性は少なからずある。
この場合酸素が供給されないため危険である。
症状が悪化すると、胸部の皮膚に気泡のようなもの
(皮下気腫 en:Subcutaneous emphysema)が現われることもある。


初期段階では無理な姿勢や運動をせず、無理な呼吸をしないで、
安静にするのみで自然治癒を待つ。これが気胸の基本的な治癒方法で、
自覚症状が無いまま完治してしまうこともある。
軽度の気胸や止血された血気胸であれば、通常は胸部の脇の部分を数mm切開し、
胸腔ドレナージ術による吸引を行う。
これは胸腔内を脱気し肺が膨らみやすくなるようにするのが目的で、
原因病巣の治療は自然治癒を含む他の手段に求める。
繰り返す自然気胸やドレーン後も改善しない気胸では、
手術によって嚢胞の切除が行われる。現在では胸腔鏡下で行われるのが一般的だが、
場合によっては開胸する事もある。
事前に胸部CTで原因病巣と思しき大きな嚢胞を探して目標とするが、
実際に破れたのはCTで確認できないような小さな嚢胞の場合もある。
穴の開いた部分を縫い合わせる手術もある。
化学熱傷をわざと起こす胸膜癒着術は、肺が潰れなくなるため根本治療となり得るが、
癒着が不十分だと再発の可能性が残る。
再発時は癒着しなかった部分のみが潰れるため軽度の気胸に留まるものの、
治療に際してドレーンが挿入できなくなる事がある。また手術を行う時は、
癒着を剥がす必要があるために癒着のない場合より困難を来し、
多くは開胸を要する。最近では空気漏れを起こす嚢胞を切除した後、
その部分に吸収性メッシュシートを貼り付けて補強する治療法も開発されている。
これにより再発率が抑えられるようになった。


ということで、これを機にしばらくの間は、
健康のためタバコをやめようかなと思います。